皆さんの健康を祈って、昨夜、満月奉納行ないました。
どこにでも繋がっている海の上、潮と風が、我々の祈願を運んでくれそう。

八咫烏鼓動隊
2010年5月23日 綾鼓
先日、強風の中、「幽玄の花」神田明神薪能「綾鼓」を見ました。私は一番後ろで立ち見していたが、強風で巨大なテントは呼吸しているかのようで、幕がかがり火の上のばたばたと、いつでも火が移りそうな勢い。まさに、この能に相応しい雰囲気作り!
ストリーは年寄りの皇居庭師が女御に恋に落ちてしまう。桂の枝にかけた鼓を鳴らせたら姿を見せると約束された庭師が一生懸命鼓を打つ。しかし、それは綾の鼓であり、いくら打っても鳴るはずありません、絶望のあまり老人は池に身を投げる。そして亡霊として現れ、また成仏せず池に戻ります。
能舞台として神社の本堂が使われたため、手前にくる演者たちはちょうど陰に入り、舞台中心から裏だけに光が当たっていた。亡霊の面は「重荷悪尉」( おもにあくじょう)だそうですが、このシテューエションで、面が殆ど暗みの中で、舞の際に多少見えてくるぐらいでした。
白頭で舞うシテの面はほぼブラックホールのようで、その白い衣装と特に長い白い毛は風で激しく舞い、素晴らしい演技になりました。嵐の中で舞う亡霊が見えた気がしました。
また、「綾鼓」(あやのつづみ)という演目とは、、、大鼓のワークショップに続いてみるというちょっと面白いシテュエーションでした。
2010年5月1日 熊野詣で 2010
今年も熊野詣でに参ります!気が付かないうち、4回目となります。毎年同じ所、同じ仲間、この非日常的な場/時は自分にとって貴重な経験と繋がっています。周りの人に助けられ、支えられ、背おられて、、いつかどこか自分も皆に役に立てる/立てさせて頂く日まで、その恩をありがたく頂戴する心の訓練でもあります。
奉納演奏の予定:5月3日 熊野本宮大社、那智大社、速玉大社
八咫烏鼓動隊はバイクで移動しますので、多少の変更はあるかもしれませんが近くにいらしゃる方は、、、、
では、行ってまいりま〜〜す。
風の友、道の友、ご安船を
追って旅の途中のニュースのご期待を!
(以前の風来坊ログはこちらへ)
風を感じ、鼓を打ち、心で奉納!
鼓動隊は大鼓を持って、バイクで出かけ、世界中どこでも奉納します!

謎の八咫烏(やたがらす)とは
日本神話で神武天皇の元に遣わされ、熊野から大和への道案内をした三本足の鴉。熊野三山において烏はミサキ神(死霊が鎮められたもの、神使)として信仰されています。(咫(あた)は長さの単位(約18cm)のことで、「大きい」という解釈)
もっと謎の八咫烏・鼓動隊とは
モーターサイクルクラブ「八咫烏」は1991年に発足しました。「八咫烏」の名称は、初代会長、故藤木芳清氏が熊野本宮大社より正式に使用許可いただいた もので、発足以来、毎年、熊野本宮大社参拝ツーリングを続けています。現会長大倉正之助氏も、その遺志を受け継ぎ、参拝時には大鼓にて二輪交通安全祈願奉 納を行なってきました。発足メンバーの一人は、参拝を重ねるうち、交通安全を広く解釈し、歩く道、走る道、飛ぶ道、さらには人生の道、それら全ての道中安 全祈願と感謝の気持ちを表現できる方法はないかと考えるようになりました。バイクは原始的な乗り物で、自然の様々な力と人間とのバランスを保って走りま す。その楽しさは大自然の恩恵を受け、人と自然の共存を感じられることにあります。それら森羅万象と交信するすべを求めた時、自然と大鼓にたどり着きまし た。こうして、2006年秋、有志が集まり、日本はもとより世界各地にオートバイで参上し、大鼓で奉納活動を行う「鼓動隊」が誕生しました。メンバーは5 歳から63歳の職業・国籍、様々な14名で構成されています。
2010年3月11日 日本の伝統楽器・鼓に触れてみようワークショップ
□日時:平成22年3月13日(土) 11時~12時
□場所:ホテル天坊(伊豆長岡)
□内容:日本伝統文化の能や鼓について、デモンストレーションを交えながら分かりやすくお話しし、実際に鼓に触れ、子どもから大人まで体験して頂きます。
□講師:能楽囃子大蔵流太鼓 重要無形文化財総合認定保持者 日本能楽会員 大倉正之助
□入場料:各会場500円
□問い合わせ先:055-948-0304(伊豆の国市観光協会)
続いて、「日本の伝統文化・狂言にチャレンジワークショップ」
□日時:平成22年3月14日(日) 13時~14時
□場所:楽山やすだ
□内容:狂言独特の発声、言い回し、構えとすり足、笑う・泣くなどの基本の所作など、身体の動きを中心としたプログラムでみんなで大きな声を出して大きく体を使い、子どもから大人まで楽しんで狂言を体験して頂けます。
□:講師 和泉流狂言 能楽協会会員 三宅右矩
和泉流狂言 能楽協会会員 三宅近成
2010年2月24日 金大煥氏メモリアル奉納
私は参加させて頂くのは3年目となるソウルでの2010メモリアル奉納の案内です。
以前の話しはこちらです。
キムデファン(金大煥)氏は韓国の打楽器プレヤーであり、パーカッションの巨匠で あり、以下の写真通り、ユーニックなスタイルの演奏を行なっていた(6つのドラムバトンを同時に使って)
また、般若心経を書いた様々な作品もある(米粒に書いたことも)
(興味のある方は是非大倉正之助氏著の「破天の人」読書をお勧めします)
■ 日時:2009年3月1日(月)16時
■ 場所:北村チャンオ劇場 Bukchon Changwoo Theater(map)158-2, Wonsuh Dong, Jongro Gu, Seoul(Changduck Palace前)
■ 予約:02-747-3809
■ 全席:30,000 WON
■ 出演者(予定):ガンテファン、チェソンベ、イグァンス、ジャンサイク、ホユンジョン、ガンウンイル、オークラショノスケ、その他
2010年2月12日 旧暦の新年を迎える越年式
湯谷観光ホテル泉山閣 『旧暦の新年を迎える越年式』の集い
13日(土) 16:00〜17:30
・能楽囃子大倉流大鼓・大倉正之助とゲストによるトークライブ
・参加者皆様で鼓の体験・演奏(八咫烏鼓動隊)
14日(日) 早朝、鳳来寺田楽堂にて御来光を拝み、新年の吉祥祈願の鼓打ちを参加者皆様と一緒に致します。
源泉の溢れる湯谷温泉で一年の穢れを流し、鳳来寺山から新年の御来光に向って吉祥を祈念し、老若男女一同、大鼓を打ち鳴らしましょう!
花まつりも、精進料理も様々な気配りにて楽しんで頂けます。
・日時 2010年2月13日(土)〜14日(日)午後4時から開催
(ホテルチェックイン:午後2時より)
・会場 湯谷観光ホテル泉山閣・2階広間
〒441-1631愛知県新城市豊岡字滝上26番地 TEL : 0536-32-1535
・会費 一泊二食(飲物付・税込) 御一人様21,150円
・主催 湯谷観光ホテル泉山閣
・湯谷温泉 開湯1300年の天然温泉鳳液泉・
鳳谷の霊水は溜まって薬泉となる。地名は湯谷といい、大昔から湯がわいている。
湯谷温泉の源泉・鳳液泉は、霊山鳳来寺山の開祖、利修仙人によって開かれたと伝えられ、千三百年以上の歴史と多くの伝承を持つ名泉です。1798年(江戸期)に建立された鳳液泉碑は、古来よりこの霊泉に浴した多くの人々が、薬師如来の仏徳を受けて、心身の病や怪我を癒したことを伝えています。
湯谷温泉にたびたび浴した利修仙人は、長寿を得、神仙の術を身に着けたと云われ、温泉とこれを囲む山河の景勝には、身体・目・心を清浄且つ伸びやかにし、精神と肉体の調和をもたらす効能があると考えられていたようです。
・湯谷温泉「花まつり」・
国の重要無形民俗文化財の指定を受けた、人と鬼とが舞い乱れる奥三河の奇祭「花まつり」と、郷土芸能長篠陣太鼓を楽しめる。会場では、甘酒・樽酒の振る舞い酒があります。
「花まつり」 〜重要無形民俗文化財指定〜
愛知の屋根、北設地方の集落に伝承されてきた土俗の儀式ともいえる花まつりは、12月から1月にかけて行われる一種の神事芸能で起源は遠く、奥三河に山岳仏教が栄えた平安、鎌倉時代に熊野の山伏や修験者が天竜川を遡って伝えたと言われています。天竜水系のみに伝えられたこの奇祭は、神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈る神事芸能で、40数種類の舞いが夜を徹して行われます。湯の煮えたぎる釜の周りを笛や太鼓の音に合わせ、テーホエ、テーホエと踊り舞う農民のリクリエーションであり、里帰りの人を交えての村人の一代パーティの場でもあります。みそぎ、潔さいの神事はもとより、一の舞い、花の舞い、三つの舞い、四つの舞いなどの舞いとともに、山見鬼、榊鬼、茂吉鬼をはじめ赤鬼、青鬼、黒鬼らが群衆とともに乱舞する光景はさながら神人融合の境地です。民俗学的にも有名な古典芸能として国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
2010年1月18日 能舞メディテーション 1日セミナー
名曲「老松」を体験しながら、能楽に伝わる美の表現を学びます。初心者も歓迎されるセミナーです。
能の呼吸法、発生法とストレッチが霊玄美溢れる身体を整えます。
■2月6日(土) 10時~17時
■会 場:麹町区民館(半蔵門・麹町駅より5分)
■参 加 料:10,000円(資料代共)
■必要な物:白足袋(または白ソックス)、扇(どのようなものでも結構です。貸し出しもあり)、動き易いストレッチの出来る服装
■講師:宇髙通成氏(日本能楽会会員、金剛流職分)
■お問合せ/お申込:宇髙事務局
〒606-0047京都市左京区吉田中大路町19-1
TEL・FAX:075-761-5639
FAX 申込書(お名前、( )の部 希望、ご住所、お電話)
2010年1月17日 能で続く新年
先日は劇場で高砂(半能)と邯鄲(かんたん)を見ました。能舞台ではないことを利用してオリジナル演出の能楽現代形「能は能か、演劇か」でした。
舞台へは3つの橋掛かりが繋がっていて、舞台奥が暗みの中で、どこまで続くか想像付かない深さを感じます。
鏡板に見立てて、バックに松の書いてある大きな布がつるしてあります。 「高砂」では高砂から住吉へ海を渡る場面に帆に見立ててあることにわかります。その際にワキ方やアイ方達は舞台横に立っていて船の雰囲気はとても良く現れました。シテ方住吉明神を演じた関根祥人(よしと)氏の八段之舞は迫力いっぱいでした。途中、帆を利用した細かい演出があって、もう少し活用の方法があった気がしますが、舞から目を離れられなくて、、、
実は「邯鄲」という面が珍しく生きている人間を表現します。前半の高砂の住吉明神に使用する「邯鄲男」の面とまた表情の異なった後半の邯鄲の面を見れたことが面白い続きでした。 演劇舞台の照明なのか、若々しい表現なのかわかりませんが、面がつるつると光っていたことが少々不思議でした。
両方とも35才の大鼓の亀井広忠氏の若々しい力でした。(人間国宝亀井忠雄氏の息子さん)
シテ方、片山清司(きよし)氏の一畳台への飛び込みシーンに驚きました。その一畳は本来の能舞台であり得ない1m程上げられるようになっていてドラマチックな光景に。囃子方などの位置関係も再編成されていて新鮮ですね。空中に浮かんでいる中国風ランタンで中国の宿を表していることも面白い発想と思いました。初めて見る邯鄲でしたので、能楽堂でも見たくなった演目です。
この邯鄲、「邯鄲の枕」のモラールはいくかの解釈があるように思いました。「一炊の夢」、豊かな人生の時間はご飯を炊いている間と変わらないぐらい短い。豪華な生活は夢である。若い時の悩みは夢を見て解決される。同じ一畳は宮殿でも宿屋のベッドでもある。などなどまだ考え中、、
さて、さて、この枕を使って見た夢によって悟りを開いたということなら、私がその枕を使ったらどんな夢を見られるのでしょうかね?
2010年1月11日 能で始まる年
今日新年早々に相応しい「翁」を見ました。
大鼓方は大倉正之助先生ということもあったが、今日の「翁」の印象で残ったのは黒式尉(こくしきじょう)の場面、狂言方は三番叟を舞う後半の部分です。前半は神事的な印書に対して、後半はお祭り事的なイメージを受けました。前半の比較的に精練されたリズムより、大鼓が大活躍し、舞も派手に。その息ぴったしの調和の波紋は客席にまで広がりました。新年早々におめでたい気分でした。
翁に使用される能面は二つ:白式尉(はくしきじょう)と黒式尉(こくしきじょう)。その特徴はアゴの部分が割れていて分別式の面であり、また眼は他の面と異なって点ではなく目全体が切り抜いてあります。黒式尉のほっぺたに彫ってある渦は左右逆廻りのものあったりするよう。また衣装の模様も印象的でした。
その後に見た「熊野」(ゆや)は95分間以上の舞台で演者も囃子方に取っても大変なマラソンに思いました。同時に舞台にある女面、小面と曲見(しゃくみ)、を見比べられることが面白かったです。若々しい「花」とツレの「朝顔」、特徴から年齢や個性をじっくりと比較できました。
また大鼓方(大倉三忠氏)の掛け声に大変感動しました。特に強く大きく声を出している訳でもありませんが、腹から空気と共に、空気に乗って我々まで声が届き、その静かな舞を包むかのようでした。
ちなみに、現代語訳・英訳はこちらにあります。
最後の「岩船」 は半能で龍神の舞の部分のみでしたがとても迫力ありました。
面はおそらく「黒髭」ですが、角度による影で変わる表情豊かな演技でした。
大鼓は若々しくて新鮮でした。
また昨年末、京都の金剛能楽堂の「祝賀乱能」の際で見た「翁」の大鼓の最初のパートで見たことのない風景に驚きました:大鼓方は立って、打ちながら3〜4歩歩いて、またバックして席に戻 りました。それは大鼓方石井流独自のもので、昔は橋掛りから鼓を打ちながら歩き囃子の席に付いた「打掛り」と言われました。大遅刻して翁がスタートした後に到着してしまった大鼓方が思いついた「秘伝」ということにして首が繋げたというエピゾードが由来らしい。
2009年は翁で終わり、2010年は翁で始まりとはユニークですね!きっと素晴らしい年になります!
2010年1月1日 2009-2010

色々あった2009年の最後の締めくくりはやはり大鼓で奉納!と思いついてクリスマスパーティの脇にこういうことになりました。

大晦日の時刻だけ調べて、予定を未定に
月の南中 23:31、満月 04:13、月の入り 06:04、日の出 06:49
東京の空にUFOのような存在で、ず〜と一晩中にいた満月でした。
初日の出と満月という珍しい風景もありました。

元日となると、今年で3年目となる打ち初めです。
今年の気分の向いたまま、、途中で同じ方面の仲間と合流して、大きな海に向かって奉納しました。
最後の〆の掛け声と共に大きな波が寄り寄せて、、、
とても気持ち良く打ちました。


終ったら、、お神酒?おとそ?、、お疲れさま酒、今年酒、、とにかく楽しい酒、美味しい時でした。
気まぐれに付き合った仲間達よ、これで病み付きになりますよ〜。

東京へ帰る時にラピュタが隠れていそうな雲と共に走り、初富士さんも見えて、お台場のカラーフールライトアップ を楽しみながら帰宅。
更に言いますと、初夢は笑う夢でした!
2010は絶対良い年です!
さて、さて、これから書初です。

