私は5月の満月奉納を「道中安全」をテーマにしたく思います。
歩く道、走る道、飛ぶ道、更には人生の道、それらすべての祈願。
そして、5月は生命のパワーが溢れる月です。大自然の恩恵を受けている実感と感謝を再認識し、鼓を通じて発信したいと思います。
旅の途中でいる方、田んぼにいる方、道の上にいる方、海の上にいる方、、、、皆それぞれの場所にいる夜です。
場所はそれぞれ離れていても、満月に向かって、心の中でも、奉納できたら、
たとえ同じ場所にはいなくても、皆の心は繋がれると思います。
5月の満月の夜、5月5日(土)、19:00(日本時間(^ー^))
各自のいる場所にて行いたいと思います。
皆さんも是非とも、、、
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2012年4月29日 美しい5月

5月/皐月
花の香りが夕方の街角にあふれる嬉しい時期。
母の大好きな花、しゃくやく芍薬、ボタン牡丹の咲く月です。
祭日にバスなどの公共の乗り物だけでなく、個人の家にも日の丸を飾っているのを初めて見たときには驚いた。
4月のまだ寒い日々に終わりを告げ、5月の服装は「お好きなように」という諺があるぐらい、Joli moi de Mai、美しい5月さんですね。それはフランスでも日本でも感じること。
田植えの事を「佐」ということからこの田植えの時期を佐月、又は、早苗(さなえ)月からさつきとも言う。MaiはラテンMaius(育つ、延びる)から、ローマ神話の春の女神Maiaからとも言う。
2003/05/01 1er Mai/労働の日祭日
XIX世紀末期の5月1日に起こった労働者と警官の激しいぶつかり合いが労働者の戦いのシンボルとなったことを記念する。
Muguet/スズランを贈る習慣があり、その日だけは許可なしで道端でスズランを売ってもよい。実はスズランは日本からの花。
2003/05/03 憲法記念日
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」
2003/05/04 国民の休日
2003/05/05 こどもの日
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
旧暦での端午の節供(端午の節句、五節供の一つ)に菖蒲(ショウブ)や蓬(ヨモギ)を飾ったりしていた。女性は田植えの前に菖蒲と蓬の屋根の家にこもって身を清める習慣があった。
男の祭りとなった訳は武家社会の発達にある:孫子孫の武運を祈り、兜を飾り、家紋入り幟を家の門前に立てるようになった。幟は戦場用であったため、庶民が飾る事は許されなかった。鯉の滝登りという意味を含めて、家紋の代わりに鯉のぼりが誕生した。竿の先端には竿飾り、五色の吹き流しがある。(五行説に由来する:青色(木・春)、赤色(火・夏)、黄色(土・土用)、白色(金・秋)、黒色(水・冬))。
ちまきや蓬餅、柏餅、楽しいお菓子は美味しい。
2003/05/08 1945休戦記念日/フランス
この絵は岡達也のカレンダー作品
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Pâques/復活祭の流れはイエズスの死と復活の物語に基づく祭りです。
枝の主日(日曜日):Pesahというユダヤ祭りを祝う為イエズスはエルサレムに入る。信者達は彼の足下に柔らかい葉っぱの枝を引いたところから、この日に教会に小枝を持って行き祝福してもらい、家にある十字架に掛けると1年の災難を防げると言われている。
聖木曜日:イエズスの最後の食事、晩餐食(13人の食事だったことから、今でも13人の食卓に座らない人も少なくない)
聖金曜日:イエズスは逮捕され裁判にかけられ死刑となり、「十字架の道」(エルサレムからゴルゴタ丘まで)を自らが掛けられる十字架を背負いながら登り、刑が執行された。
教会の鐘は最後に鳴らす。喪中のため日曜日まで鐘が鳴らない。(子供たちには、鐘たちはローマまでショコラの卵を取りに行っていると話す。)
復活祭日曜日と復活祭月曜日:イエズスの再現を祝う日。皆で集まって食事したり、庭で鐘が落とした卵を探したりする。
今年は4月8日(日)は復活祭日曜日です。釈迦の誕生日を祝う花祭りと同じ日ですね。ダッブル祝い日となりますね。桜の花と共に、踊って歌って、行きていることに喜びましょう!
この絵は岡達也のカレンダー作品
追伸、今夜は満月です。夜桜の満月は素敵ですね。
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日本で一番の寒さ!ホットココアのマグを抱いて本を読んでいる?
フランスでも大雪!外に出て雪で踊りましょう!
スキー通の方に教えて頂きましたが、日本の雪では北海道のさほろの雪は世界一だそうです。
この絵は岡達也のカレンダー作品
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「季節を分ける」ことから節、竹の節分の意味も含まれる。
「鬼打ち豆」の豆まきを「豆打ち」、豆を年神に供えた後、その豆を年男と年女が舞台に乗り投げる。
また、これも関西から来た販売促進習慣だが、商売繁盛・無病息災・願い事が叶う行事として「恵方巻」(えほうまき)という太巻きを、吉神のいる恵方に向かって、目を閉じて願い事を思って、被り食べる。(食べている間は、無言でなてはならないとも言うが、こんな大きい一口では話せないし食べながら話さないで 行儀良く!)
家でも「鬼は外、福は内!」!
また「お化け」という行事は花街ではその日に通常の芸妓衣装ではなく、仮想する日。この時期から世界中に仮装行事が行われているのも面白い!人類は繋がっているね。
魔除けとして邪気が家に入るのを防ぐため、玄関の扉にイワシの頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺し飾り、鰯の頭の悪臭+柊葉はその先のとがっている。年の数だけ豆を食べるとも。

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Chandeleur/シャンデゥルール・聖燭節(クリスト教の光の祭り)のストリーは
ユダヤ教の教え通りイエス・キリストの生後40日目の「お宮参り」を記念する日。
昔はロウソクを持って参ってためシャンデゥルール(シャンデルとはフランス語でロウソクのこと)。
また、そのロウソクを家に持って帰りお守りとしていた。
12世紀に参拝者に平たいガレットを上げる習慣からクレープを食べる習慣になった。
今は一般的に家庭でクレープを作る日:左手に硬貨(銀のコイン)を握りながら右手でクレープを作り繰り返し、成功して、一年の恵み(繁盛、幸運、繁栄)を願う・占う習慣。
皆さん、今日のクループは何味で食べますか?
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我が家で過ごした初の年末年始とその変身です。
まずは12/24に向かってクリスマス飾り
ミニツリーに星とフランスから持ってきた飾りと北欧から持って帰った照明につける星
玄関にはお客さんを歓迎するリースの役割に赤みを。
テラスにはブルー/ブラン/ルージュのフランス国旗カラーのイルミネーションの川を。


12/26日に、お正月飾りに変身!獅子、小面と翁の白式尉と一緒に(^ー^)。 

そして、テラスでは、今年の12月に山迎えした黒松が、松飾りに変身!
昔から松に神が宿ると考えられて、年神を家に迎え入れるいうに、依り代(よりしろ)という意味を持つ松飾り。元々武家には【値引き松】だった事が略式になり、枝が使われる門松となった。12月中旬に山から【山迎え】を行い、12/30までに飾り付けを終えます。
竹が加えられたのは武田信玄に対して、“次は折るぞ!”という徳川家康の念を込めて始まった節もある。
1月7日まで飾り、【松の内】となります。(1/15小正月までのところもある)

12/31の大掃除の最後に

01/01の朝、年神が初日の出を明けると共に訪れ、それから“あけましておめでとうございます”になり、打ち初めとお節を頂きました。


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今年も大倉正之助師の大鼓の翁で年を始めました。
今回の三番叟は野村萬斎師が演能されました。とても素晴らしくて、感動感激しました。1000年の年月を超えて、こんなモダンに感じさせて頂き、更に大倉さんの大鼓とのマッチングもパワーいっぱいの演技は素晴らしかったです!
舞台終わり、周りの方と話、ロボットダンスに見えた人もいた、フラメンコの緊張感に見えた人も、、、観客の反応はそれぞれの心にあるものに波紋を起こしたこと物語っています。
グラフィカル的にも、黒式尉の面をつける時に正面に背を向ける萬斎さんの姿は印象深く私の目に残ってもいます。三角の真っ黒の帽子の下に真っ黒の髪の毛、あうんの鶴を羽ばたく背中、、そして、振り向き、丸い面の顔を見せて頂く流れ、、三角、四角、丸、、なんて美しいフォーム!
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今年、5回目となる下谷の七福神巡りに行ってきました。合わせて、打ち初めもさせて頂きました。
私に取って大変懐かしい場で大鼓を打たせて頂きました:実はこの英信寺で2007年の秋に初めて大鼓の御稽古がスタートし、自分の人生が大きな舵の転回になりました。今回も新たなスタートになるでしょう。
初心を忘れべからず、、、というよりかは、、、ただいま!そして、感謝!
2011年は松葉杖で皆さんに支えて頂きながら回りました(^ー^)
2010年は飛び不動さんの赤い矢と出会い(実は剣だそうです)
2008年の七福神写真は、、誰はどちでしょうか?(^ー^)
英信寺よりスタートし、1:30〜2:00の程よい散歩です。松の内ではなくても、是非とも年初めの福集めに、皆さんも。
(台東区下谷2-5-14、TEL03-3872-2356)(JR鶯谷駅より徒歩7分、日比谷線入谷駅徒歩7分)


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