2008年3月30日 シャープな柔らかさ

出光美術館 の「西行の仮名」展にて
作品の下に用意されたプリント文字を読んでも、、残念ながら詞の意味を理解できませんでしたので、「書」を「絵」として観ることにしました。空白と筆のメリハリで一つの絵ができていることに気づき、こんな柔らかいもの(筆)でよくこういうシャープな線を書けるものだと感動的な時間でした。

迷いのない線は美しいものですね。

作品以外に展示されていた17世紀(江戸時代)重要文化財の西行物語絵(俵屋宗達筆)には興味深い発見があふれていました。屋敷などの出家する前のシーンは繊細なスタイルで描かれていて、こなれた絵とも言えます。そして、出家後の伊勢・熊野への旅のシーンでは、絵の具の使い方・豊富さ・深さ、雲の配置の活用などは一転し、物語の展開を見事に表現しています。それぞれの地域の特徴がよく取らえられていて、絵に吸い込まれるようでした。
特に印象に残ったのは、伊勢・熊野の部分と、女性が身を投げた池の水面を髪に見立てて詞を書く場面です。

“シャープな柔らかさ”について3個のコメントがあります。

  1. ストマゾ110刀・松本さん:

    昨日はお世話になりました。
    書は見るのも書くのも難しいですねぇ〜
    飾れるような作品を書きたいものです(無理w

  2. maia mさん:

    ストマゾ110刀・松本さん
    筆を握る機会が少なくなった日常ですね。
    万年筆もそうですが、最近ペンでさえ、、いけませんね!

  3. ストマゾ110刀・松本さん:

    い……一応お仕事で日々握ってもあります(汗w

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