2012年1月25日 伝統のリ・デザイン その1

「伝統のリ・デザイン」は、エクスプリムが手がけるデザインのテーマのひとつです。
例えば「能」。
金剛流 「能役者宇高通成10年の挑戦」公演のPRツールは、第一回から10年にわたり携わってきました。
能の公演のポスター・フライヤーと言えば、舞台写真と文字だけで構成されているものが殆ど。能に造詣が深い方ならばともかく、一般の方々には上演される演目の内容、悲劇なのか喜劇なのかさえもイメージしにくいのでは...?そんな疑問から、能に関心の薄い若い世代にも訴求できるアプローチを試みました。担当した当初は、デザイナー自身、能に親しむ機会が少なかったことも幸いしたかもしれません。
オペラやミュージカル等のポスターやフライヤーのように、ストーリー、登場人物のキャラクターや心情をヴィジュアル化し、演目のイメージがより伝わるデザインに。舞台写真を使う場合も、グラフィカルなイメージを融合させています。
第九回の今年は、東日本大震災復興支援公演「実盛」。
実盛を演ずる宇高通成氏の姿をクローズアップし、金色の太陽のイメージに、老いらくの身で最後の戦いに臨む実盛の心情と、被災地にもまた日は昇るという「復活」への思いを重ねました。
能 チラシ
「第九回 三輪清浄 宇高通成研能会」東日本大震災復興支援公演
平成24年3月10日(土)午後2時始曲(午後1時開場)
於:国立能楽堂
正面指定席7000円/脇正面指定席6000円/中正面自由席5000円/学生(中正面自由席)2000円
鑑賞料の一部は、被災した子供たちのために寄付されます。

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