2008年3月9日 サンキュー・スモーキング

thank you smoking映画サンキュー・スモーキング を見ました。
オープニングロールのデザインはとても面白くできています。タバコのパッケージと動きを上手に交えながらキャスト紹介しているところからコメディー映画と伝わります。
言葉を唯一の武器で戦うロビイストのストリーですが、アメリカ特独の「正義」の定義のユーモラスな見せ方でした。良くも悪くも言葉の力を改めて実感します。

喫煙、アルコール、武器など最近取り上げられている問題は100か0、○か×かでしか議論されないと感じられます。1920年代の禁酒法(Prohibition)から何も学んでいない気がします。
「タバコは体に悪いから辞めなさい」ではなく「体に悪い」という情報と「自分で決める。その責任も自分にあること」を教えることが真の教育というメッセージも読める映画です。自由は「何しもていい」ではなく、「みずからをよしとする」、つまり自分で判断しましょうということです。
自分で決められないからルールを作る、ルールを作るとどんどん自己判断できない人が増えます。スキー場でヘルメットを被るルールがないから転んで怪我した人はルールがなかったことを訴えます。だからルールを作るのではなく、そもそもそういうリスクのあるスポーツをする人のモラール・教育が欠けているという認識を持つべきです。
自転車のヘルメット着用義務、海で常にライフジャケット着用、どんどんルールが増えて、自由がなくなっている気がします。
勝新太郎さんの退院会見は印象深かったです。禁じられた酒を飲みながらタバコを吸いながら記者の質問に答えました。真似するモデルではなく、その方の意志・生き方であることは尊敬するのでいいではないでしょうか?
ちなみに、、この映画中に、、タバコを吸うシーンはひとつもありませんでした。

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